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小松左京 「復活の日」 読了  

20200622_01.jpg小松左京 著「復活の日」は1964(昭和39)年8月に書き下ろされたSF長編小説作品で、今回読んだ角川文庫版には「小松左京 予言の書!?」という帯が付けられていました。と言うのも、未知のウイルスによる世界規模のパンデミックが発生し、人類滅亡の危機が訪れるという内容だからです。現在の新型コロナウイルスによるパンデミックが発生してからこの作品は増刷されたようで、書店に平積みされていましたので、自分も読んでみることにしたのです。

ボリュームはそれなりにあるものの、まぁ娯楽作品だろうからすぐ読めるだろうと高をくくっていましたが・・これが大きな間違いでした。情報量がすごすぎる・・「本作品は、最新の生物学、軍事情報などが溢れんばかりに盛り込まれ、南極を含む世界各地がリアルに描写されています。」と巻末の解説にもあるように、ド文系人の自分にはとにかく難しい話がズラズラと書き連ねられている箇所もたくさんありました。

驚くことには「けれど、当時の小松左京は、まだ一度も海外旅行の経験はなく、当然、インターネットなど影も形もない時代でした。物語に関する情報は、普通に入手した書籍や雑誌に加え、大学、研究所関係の図書館にも入れてもらい、関係文献や研究資料、レポートなどを閲覧し、さらにアメリカ文化センターで、『サイエンス』や『サイエンティフィック・アメリカン』といった雑誌にも眼を通すことで蓄えたようです」とも書かれています。情報収集にどれだけの手間ひまをかけたのか・・

幸いなことに今回のコロナ禍はこの作品ほどの事態には至っていませんが、こういう未知のウイルスによる感染症のリスクは、いつでもどこにでもあるということが半世紀以上前の作品からも感じてとれる訳です。本作が世に出された1939年と言えば、奇しくも前回の東京オリンピックが開催された年です。2020大会は翌2021年に延期が決まっていますが、本当に開催できるのかどうか・・

モノ・マガジン No.826 

20190510_01.jpgモノ・マガジンは時どき買っていますが、今回は表紙に度肝を抜かれました。「鋼鉄重機」のサブタイトルのとおり、建設重機の特集でした。モノ・マガジンの特集と言えば大抵は「買えるもの」であることが多く、高価なものであってもせいぜいは乗用車ぐらいまでかなと思っていましたが、今回は大型重機ですよ。いや別に重機のファンとかマニアとかいうワケではありませんが、ついつい買ってしまいました。そう言えば建設重機のムック本が出ていたこともありましたっけか。

東京人 2018年5月号 

20180415_01.jpg「東京人」という雑誌があることはちょっと前から知ってはいましたが、それを買うところまではいきませんでした。そのタイトルからこちら滋賀ではどこの書店でも置いているワケではなく、いつも目にするということもありませんが、先日たまたま立ち寄った店でひさしぶりに見かけ、「ビル散歩 1960-70年代 レトロから超高層まで」という特集に興味を持ち手にとってみたのでした。ここ12、3年、ゴールデンウイークは毎年、東京旅行を楽しんでいますが、それだけにもうありきたりな観光スポットだけでは満足できなくなってしまっています。銀座の路地裏散歩を楽しんだとき、手動ドアのエレベーターがある古いビルを散策したのですが、そういう都心の少し古めのビルはまだ詳しく見て回ったことがありません。今回の旅のテーマはそのあたりにしてみてもいいかなと思ったりもします。ただ、オフィスビル的な建物になると、ゴールデンウイークは閉まっているかもしれませんが。まぁとりあえず、外観が特徴的なビルを見てまわるだけでも結構楽しめるかもしれません。候補のひとつということで。

よろしくメカドック FAN BOOK 

20170216_01.jpg仕事帰りに書店へ寄ったら、なんとも懐かしいイラストが描かれた表紙の雑誌が・・自動車雑誌ホリデーオートでした。『「よろしくメカドック」の時代』という特集が組まれていて、中をパラパラと見たら欲しくなってしまいました。ただ、その書店にあったのは立ち読みで状態が良くなかったので別の書店へ行きました。すると今度はムック本が!「よろしくメカドック FAN BOOK」これはまた・・えぇ、もちろん衝動買いですよ。メカドック・・懐かしい。思えばクルマの「チューニング」が何たるかを初めて知ったのがこの漫画でした。当時、少年ジャンプも欠かさず買ってましたねぇ・・単行本ももちろん買いそろえていましたが、高校時代、親に捨てられてしまいました(泪。もう一度読みたくなってきましたので、古本でも探してみましょうかね。



【散財メモ】
390円:ホリデーオート
1,480円:よろしくメカドック FAN BOOK
計:1,860円

小説 君の名は。 

20160827_01.jpg新海誠 「小説 君の名は。」を読みました。同名のアニメ映画がつい最近公開されましたが、この小説版は映画監督の新海誠の作品。しかし小説が原作というワケではないそうです。もともとアニメ映画を制作していて、今作の小説版は絶対に書かないと決めていたそうなんですが、途中でとある出来事があって書くことにしたのだそうです。ノベライズってヤツですね。その経緯は小説のあとがきの後の解説に書いてあります。で、「原作」であるアニメ版より先に小説版が出来上がり、発売されたと。自分はそれを発売間もない今(2016)年6月に買って、例によって読まずに寝かせてしまっていました。それを今日、読み終えました。新海誠作品はいつもとても甘酸っぱい思いになってしまいます。小説と映像、ストーリーは同じでもまた違う感じになるでしょうから、アニメ版も当然、観てみたいです。昨日、劇場公開が始まったばかりですので、近いうちに観に行きましょうかね。あ、年老いた両親に「今日は『君の名は。』を読んだわ」と言ったら、「真知子巻きか?」と返されました(苦笑。