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備中松山城へ行ってきました 

20180214_01.jpg2018年2月の連休、かねてからの念願であった備中松山城への登城を果たしました。岡山県というそう遠くはない場所でありながら、歩いて登らなければならない山城という立地が訪問を困難なものにしていました。城めぐりを本格化させたのは2016年からのことですが、もちろん昔むかしからお城は大好きでした。2013年に身体を壊してしまい、ハードな山登りなどもう無理なのではないかと思っていましたが、5年近くが経過して幸いにも体力がある程度は回復し、体調もいい時の方が断然多くなった今こそ、備中岡山城を訪れるチャンスなのではないかと思い、一念発起したしだいです。



2018年2月9日(金) 晴れ

今年2018年は建国記念の日が日曜日に当たり、その振替休日と前日の土曜日を含めた三連休となっていました。そこへ9日の金曜日も計画有休を取得することを昨年4月に宣言していましたので、あわせて四連休ということになりました。

この連休の岡山行きを最終決断したのは1月の半ばのことでした。決断に至った経緯としては・・昨年2017年12月、「かにおふ」で石川県の白山麓を訪れた際、ついでに一向一揆ゆかりの城跡をいくつか巡りました。そのうち2城は山城で、もちろんケーブルカーやロープウェイが用意されているようなメジャーなところではありませんでしたので、自分の足で歩いて登りました。結構キツくはありましたけれども、ちゃんと登れたことがある種の自信に繋がりました・・これなら備中松山城も行けるのではないか?と。

山城を登るのにあまり暑い時期は避けるべきだと思っています。体力が回復したとは言え、病気する前の身体と同じではありませんし、年齢も重ねています。ましてや暑がりで汗かきな自分にとっては、秋から冬が最高の山歩きシーズンなのではないかと。そんな事情があって、そしてちょうど2月の立春過ぎに四連休を設定していたことで、一気に計画が進んだワケです。

備中松山城は岡山県高梁(たかはし)市、標高430メートルの臥牛山(がぎゅうざん)山頂に位置します。江戸時代以前に建造された天守を今も残す「現存十二天守」を持つ城の中で唯一の山城、最も高い位置にある現存天守ということになります。

山城と言えば1年あまり前、2017年2月に行った岐阜城を思い出しますが・・あちらは観光地化が進んでいてロープウェイで結構上の方まで上ることができました。しかし備中松山城にはそんなものはありません。もっとも、麓からずっと徒歩で行く必要はなく、5合目の「ふいご峠」までは車で行くことができました。

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今回行ったのは金曜日の平日でしたのでここまで車で行くことができましたが、土日祝日など休日にそうはいきません。もっと手前の城見橋公園の駐車場へ車を停め、そこからふいご峠まで運行されているシャトルバスを利用しなければなりません。というも、ふいご峠のには車10台も駐車することができず、またそこに至る道路は狭くて乗用車1台分ぐらいの幅しかないところもありました。狭い所で鉢合わせしてしまった場合は、どちらかが待避所まで後退しなければならないことでしょう。そんなところへ一般車両が続々と侵入したりすればあっという間に大混雑ですから、シャトルバスを用意した市(?)の判断は正しいでしょう。


ふいご峠から城の本丸までは遊歩道が整備されています・・が、最初の三分の一ぐらいは、本当にこの先どうなるのだろう?と思ってしまうほどの山道でした。それから徐々に道幅は広くなり、やがて階段も付けられてきて歩きやすくはなりましたが、片道約700メートルの道のりで、途中2回も3回もヘバって休んでしまいました。今でもそんな状態ですから、体力が今ほど回復していなかった頃や、このさき年老いて行ったらきっと登ることができないような気がします。ですから今というタイミングで行けたのは本当によかったと思っています。

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三分の二ほど登ったところで、ようやくお城らしい景色が視界に入ってきました・・石垣です。しかしただの石垣ではありませんでした。自然の大岩に食い込むように石垣が建てられています。こんな石垣はこれまで見たことがありません。二の丸・三の丸あたりはそんな感じですが、さすがに本丸となるときれいに積まれた石垣に変わります。

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そして天守・・日本の現存天守の中でもっとも高い位置にそびえていますが、建物自体は小ぶりで簡素、二層のちょっと立派な櫓といった趣き。明治の廃城令で本来なら破却・解体されるはずのものでしたが、あまりに高所にあるためそうされずに放置されてしまったので残ったとのこと。しかし手入れされずに放置されて荒れ放題になってしまっていたのを、昭和になって修復され、現在は重要文化財に指定されています。

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天守の裏手には同じく重要文化財の二重櫓が・・と、こちらもよく見るとすごい所に建っています。自然の岩の上に石垣が組まれ、その上に櫓・・岩に食い込むのは途中の石垣だけではなかったのですね。

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天守の内部ももちろん観覧可能。しかも平日とあって他に誰ひとりとして居ない状況でじっくりと見学できました。しかしよく冷えていて足が冷たかった(苦笑。丸く弧を描く石垣もまた変わったもの。登るのはまぁまぁ大変でしたが、見どころいっぱいのいいお城でした。

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【散財メモ】
300円:入城料
500円:登城手形ストラップ
200円:城カード
630円=@210×3:切手&はがきセット(3種)
計:1,630円

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