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新型 ジムニー 4AT 試乗 

20180716_01.jpgようやくと言うか、満を持してと言うか・・新型ジムニーの4AT仕様に試乗できました。これで軽自動車ジムニーの5MTと4AT、小型登録車ジムニーシエラの5MTと4ATと、エンジン・ミッションのパターン4種類をすべて試すことができました。こんなふうにいろいろなパターンを試せるのはジムニーという車種であるがゆえと、デビュー直後で試乗車が豊富に用意されているから・・今だからこそできる体験なのです。



さて、今回試乗できた軽自動車ジムニーの4AT仕様試乗の感想です。シエラのときにも感じたことなのですが、舗装路を走ってみた限り、5MTと4ATはまったく性格の違うクルマに仕上がっています。4ATはとにかく静か。走行音が小さくて、アクセルペダルを強く踏み込んでもその傾向は変わりません。対する5MTはミッションからのメカニカル音が室内にわりとよく聴こえてきます。人によってはうるさいと感じるかもしれません。運転席シートからおしりに伝わってくる振動も5MTの方が強いです。ですから街乗りを普通の乗用車として使いたければ4ATの方が満足度は高いでしょう。

しかし、軽自動車ジムニーの場合、4ATだとパワー不足を感じてしまいました。64馬力のターボエンジンであっても、先代型JB23から何十kgも重量増加があるようですので、そのへんがモロに効いてきているようです。5MTだとそのへんが補われてパワー不足はそこまで感じませんでした。

これが1.5L自然吸気エンジンを積むジムニーシエラになると話が変わってきます。4ATでも十分に力強くて、静粛性もさらに上に感じました。5MTになると軽ジムニーと同じくミッションからのメカニカル音が室内に侵入してきますので、ちょっと印象が変わりますので、これは迷うところですかね。

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あと、今回、軽ジムニーの4AT試乗車なら最寄りのスズキディーラーにもあったのですが、あえてクルマで1時間、30~40km離れた店舗まで行きました。それはミディアムグレーの実車を見てみたかったからです。今回のジムニーシリーズ、個人的にはジャングルグリーンかミディアムグレーがいいなと思っています。しかしそれは写真やカタログでしか見たことがありませんので、実物を見てみたい。これもまたデビュー直後だからこそ、いろいろなボディカラーの実車を見ることができる・・このチャンスを活かそうかなと。

で、ミディアムグレーの実車、なかなかイイです。このソリッドカラー、すぐに古ぼけてきそうですが・・それはそれでまた味が出てきそうではあります。このグレーに黒か白かのステンシル文字風ステッカーを貼ってみたい気がします。それはジャングルグリーンでも同じ傾向なのですが、こちらは濃色なのでキズがすごく付きやすそうで、さらにそれが目立ちそう。キズが気になるとあのグリーンは気安く乗れないなと思いました。

いろいろと乗りくらべて、見くらべてみて、自分が個人的にいいなと思うのは小型登録車のジムニーシエラ。あのオーバーフェンダーが今回の新型はシックリくるデザインに見えます。前のJB33/43は申し訳ないのですが大型バンパーやオーバーフェンダーに取って付けた感があって全体的に間延びした感じを持ったのですが、新型JB74はむしろシエラが基になってデザインされて、オーバーフェンダーを取り外したのが軽ジムニーのようにも見えます。それぐらい新型シエラのバランスがいい。ボディカラーはミディアムグレー。トランスミッションは・・悩みます。今乗っている5MTのJB23を持ち続けられるのなら、新型シエラは4ATがいいかなと。乗り換えるのなら、1台にまとめるのなら間違いなく5MTを選びます。

まぁ、納期が6か月から1年ということで当分は望んでも乗り換えや増車はできませんし、JB23は気に行っていていろいろ手を加えてきていますし、これからもさらに手を加えていきたいと思いますので、新型購入は妄想に留めておきましょう(苦笑。

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